2008 秋色に染まる米坂線を走る国鉄色気動車 3

〜国鉄色気動車最後の秋〜


辺りは真っ暗、踏切だけが闇の中に浮び上がり夜はちょっと恐いですね。やがて遠くからジョイント音が聞こえてくると、カンカンカンと踏切が鳴り出しました。雨に濡れる路面に踏切の赤いランプの色が反射する中を、急行色コンビが通過していきました。こんな日常的な光景もまもなく見納めです・・・・。

金丸でA5の急行色コンビと交換してきたA2の52127を追って小松まで帰ってきました。周囲は丁度稲刈りの真っ最中でしたが、線路に近い田圃はこれからでした。

2008.10.04 米坂線 羽前小松 − 中郡 1130D


A2の52127が米沢から戻ってくる頃にはちょっと薄暗くなってきました。刈り取った稲をこのように並べるのは山形県では珍しいのでは?天気がちょっと崩れてきているようでした。

2008.10.04 米坂線 成島 − 中郡 1133D


椿まで行くと案の定、雨が降っていました。露出も無かったのでちょっと流してみましたが、ダメダメでした。

2008.10.04 米坂線 羽前椿 − 手ノ子 1133D 


A5が戻ってくる時間では、すっかり暗くなっていました。「いわはなや食堂」で食事をして待つこと暫し、宇津峠を急行色コンビが降りてきました。米沢までもう一走りです。

2008.10.04 米坂線 手ノ子 1134D 


翌朝も中郡辺りは霧に包まれていましたが、前日ほどひどくは無く線路からこのくらい離れても視界は利いていました。今日の急行色コンビはA6なのでこれから新津へお帰りです。

2008.10.05 米坂線 成島 − 中郡 1123D


この日は椿も霧に包まれていました。ここはパスしてこのまま松岡へ行こうと思いましたが少し晴れてきたので、ここで撮る事にしました。霧の中からヘッドライトが浮び上り、国鉄色が見えてくる光景は脳裏から離れないでしょう。

2008.10.05 米坂線 羽前椿 − 手ノ子 1123D


松岡のいつもの場所も稲刈りは進んでいましたが、未だの所も残っていました。ゆっくりとカーブの奥から姿を現した急行色コンビはスピードを速めながら松岡へ向かっていきました。

2008.10.05 米坂線 伊佐領 − 羽前松岡 1123D



前日に撮らなかった金丸の国鉄色並び(左A3,右A6)ですが、結構な人出でびっくりしました。わずかの時間で並びをうまく納めるのは難しいですね。

2008.10.05 米坂線 越後金丸 1128D(左)と1123D


金丸で急行色コンビに別れを告げて、そのままA3の52127と一緒に米沢方面まで戻ってきました。中郡駅近くの田圃は未だ刈取りが行われておらず、黄金色の絨毯を行く國52が撮れました。11/1からとうとうキハE120の運用が開始されますが、国鉄色車の行く末が心配です。このカットが最後にならなければ良いのですが・・・。

2008.10.05 米坂線 中郡 − 成島 1128D


ご覧頂きましてありがとうございました。m(_ _)m

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