九州長崎県の島原鉄道では、国鉄キハ20系が8両も未だ活躍しています。その中の何両かが数年前から国鉄色に戻されて毎日の定期列車や、イベント列車に運用されています。遠くてなかなか行けない路線ですが、今年は一念奮起して行ってみました。
1990年に大災害を引き起こした雲仙普賢岳の麓を行く国鉄ツートン色のキハ2013と2016の2連です。頂上付近に見えるのは噴煙ではなく、雲ですよ。
2005.10.16 島原鉄道 安徳 − 瀬野深江 105列車
続いてやってきたのはヒゲ付急行色のキハ2003と2006の2連です。この塗色は島鉄オリジナルで、国鉄時代のキハ20には急行色は無かったと思います。でも、なかなか似合っているので個人的には気に入っています。ここは、蜜柑と向日葵が同居する不思議な所でした。
2005.10.16 島原鉄道 安徳 − 瀬野深江 107列車
島鉄の有名撮影地・有馬船津町の入江です。この日は満潮が8時頃だったのでこの列車までは大丈夫と思っていたのですが、潮はみるみる引いていき結果はご覧の通りでした・・・。わずかに残った水面に国鉄色が映ってくれたのが救いでした。
2005.10.16 島原鉄道 南島原 − 島鉄本社前 118列車
移動も出来なかったので、お馴染みのアングルで撮りました。やはりここは潮が満ちていないとダメですね。おじさんが何かを一生懸命採っていました。
2005.10.16 島原鉄道 島鉄本社前 − 南島原 120列車
午後は未踏の地・南目線の終点・加津佐まで行ってみました。駅裏?にある女島の頂上に登ってみると、素晴らしい風景が広がっていました。海に国鉄色は本当に良いですねぇ。ウンウン。
2005.10.16 島原鉄道 白浜海水浴場前 − 加津佐 123列車
頂上から駅を見るとこのように見えます。地方ローカル私鉄らしい、いい雰囲気の終着駅でした。黄色のキハ2500よりやはり国鉄色ですね。
2005.10.16 島原鉄道 加津佐 134列車
1時間後には島鉄急行色がやってきました。しかし、ちょうどポイントの辺りで狼煙が上がってしまい、ちょっとガッカリ。これを撮ってからダッシュで下まで降りて、折り返しの列車に乗ります。
2005.10.16 島原鉄道 白浜海水浴場前 − 加津佐 125列車
折り返しの列車に南島原まで乗車しました。DMH17のアイドリング音はいつ聞いても良いですねぇ。外からクーラーが見えなかったので非冷房車だと思っていましたが、しっかり冷房車でした。(床下サブエンジン方式だそうです。) 辺りはすっかり暗かったのですが、手持ちでシャッタースピード1/4秒で撮りました。
2005.10.16 島原鉄道 南島原 136列車
南島原で降りたのは、3連の先頭に立つタラちゃんに乗るためでした。島鉄色のキハ2018,2019を従えてタラコ色のキハ2008が発車を待ちます。
2005.10.16 島原鉄道 南島原 138列車
翌日は、早朝のキハ20定期列車を撮りに古部まで行きました。道祖崎の海岸べりを昨夜乗車した3連がやって来ました。満潮に向かう時間で、どんどん潮が満ちてきて待っている間に3メートル位移動しました。
2005.10.17 島原鉄道 吾妻 − 古部 105列車
翌日はイベントではなく定期列車の運用に国鉄色ツートンが入っていました。諫早湾沿いを南島原へ向かいます。
2005.10.17 島原鉄道 古部 107列車
ご覧頂きましてありがとうございました。m(_ _)m
このページの写真は、CASIO EX-P600で撮影しました。
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